病院の料金システム

日本において病院だけにとどまらず各種サービスを受ける以上、料金というものがかかるのは、当然のことといえるでしょう。我が国では3割負担ではあるが医療サービスについては様々な保険があり、かなり重症で高額な医療費のかかる疾病や怪我でも病院にもいくことができないということはなくなってきているように感じられます。ですが様々な事由によって疾病の中には特に検査など保険の適用外になるものがあり切実あるいは生命の危機にあるような状態のときでも適用外である為に治療をあきらめて延命治療のみ受けている人や支援を募ったりと、これからの医療にとって改善の必要な事例もたくさんあります。

単に料金と書くと、病院の場合は検査・治療・手術と色々ありますし、総合病院か個人病院かでも違うようです。ここでは皆さんに一番身近な受診・治療にかかる料金の事を説明しようと思います。

先ず最初に診察に関わる診察料金のシステムについてですが、病院から発行される明細書には明記されていますが、点数として記載されている上に、診療の項目には初診料、再診料、検査料、入院基本料などに加え、様々な加算がある為に非常に分かりにくいのが現状で、あまり読む人がいないという問題があります。また年齢や所得に応じて医療費の自己負担額も異なり、小学校就学前の乳幼児は2割、小学生以上69歳までは3割、70歳以上75歳未満は2割(高額所得者は3割)となっています。

医療費を安くするには病院と診療所の違いを把握しておく事が1つです。簡単に言うとベッドが20床以上あるのが『病院』19床以下が『診療所』です。違うのは初診料で病院は255点(2550円)で診療所だと274点(2740円)になり診療所のほうが高くります。ただし、ベッド数200床以上の大病院だと、紹介状がなかった場合、初診料に特別料金が加算されます。この場合控除がなく全額自己負担となりますので、時間・費用の無駄になるので注意するべき点です。

普段、受診料なんて気にもしていないかもしれませんが、こういった知識は知っていて得することはあっても損することはありません。ネットで調べると、病院で払うお金について分かりやすくまとめたサイトはたくさんあるので、暇な時にでも読んでみると意外な裏ワザが見つかったりしますよ。個人的にオススメなのは【医学トリビアDATABASE】。こちらのサイトの病院に関する医学トリビアというページに、今回話した受診料のことや入院費について分かりやすく書かれています。それ以外にも、薬や人体について面白いトリビアが書かれていて、結構楽しいサイトでした。

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