病院に入院するときには入院費がかかります。これは日々治療するときに発生する医療費と、入院するのにベッドを借りるのでその費用、病院食の費用などありますが、入院するときに大部屋になるか個室になるかというのは悩む人もいると思います。大部屋の方が費用も少なくて済みますが、大体１部屋６人くらいいて、仕切もカーテンなので音が気になったりプライバシーが守られないと感じる人もいると思います。パソコンやDVD鑑賞をしたいと思っても、そうした場所だとそもそも禁止だったりするので、それが嫌な人は個室を検討するのもいいと思います。

しかし、やはり個室は大部屋よりも費用がかかります。その病院によっても違いますが、大部屋より１日５０００円から７０００円ほど多くかかるとされています。ですので、どちらを選ぶかは懐事情によると言えるでしょう。

しかしこのベッド代の差額は落とし穴があるようで、患者自身が個室にしたいと言えばもちろん個室料金がかかります。ですが例えば大部屋が満杯なので個室でもいいか、と病院側から申し出があったときは、差額分はかからないのです。大部屋が満杯というのはあくまで病院側の都合なので、それを患者側が負担する義理はないということです。こうしたときはラッキー、と患者がなるだけです。しかし、こうしたことはあまり知られていないのでベッド代が大部屋よりもかかるという説明を受けて納得してサインしてしまうケースも多いようですので、気をつけましょう。